「健全なボディバランスにはどんな不調も宿らない」という考え方

アメリカでは「手技療法」が医療として存在します。それはオステオパシーと呼ばれ、それを学びたい一部の人は医学部のカリキュラムをすべて修了したあと、また別途に何百時間にもわたる手技を学んでいきます。

そもそもは、「どんな病気の患者にもかならず筋骨格系の異常がある」と気づいた医師が開発した学問で、カラダのバランスを正しく整わせることで「回復力を高める」という治療法になります。

日本ではなかなか馴染みのないジャンルですが、「健全なボディバランスにはどんな不調も宿らない」というのは、ひとつの真実を捉えているように思われます。不調のある人はどこかを庇っているような体型になりますし、一方、健康な人はスッキリとした姿勢を保っています。

では、カラダのアンバランスはいつからはじまるか。それは子供の頃からです。股関節に衝撃が眠っていれば、少しずつ重心は傾き、骨盤も傾いてきます。骨盤のアンバランスはその内側にある腸の動きを制限します。血液の巡りは滞り、神経も届きにくくなります。血液と神経が届きにくいところは回復しにくくなるので、さまざまな不調があらわれやすくなります。

大人になってからの腰痛や腸の不活性が、子供の頃の股関節の衝撃であることもしばしばです。「健全なボディバランスにはどんな不調も宿らない」のですから、ボディバランスを整える施術をおすすめします。

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