捻挫が治らないときに起きていること

「治る」というのはどういうことか。そこには「自然治癒力」という知らない何かが働いているのではなく、「細胞の修復」という現実的な現象が起きています。そして、細胞がちゃんと修復されるためには、正しい血液量が患部に届いてなくてはいけません。

血液が届きにくい場所が、末端です。つまり、末端のケガは中心部のものに比べて治りにくい傾向があります。手の指、足首など、何ヶ月も完治しない捻挫を抱えている人もいらっしゃいますね。

そんなときに整体ではどう考えるのかというと、「どこで血液の流れがせき止められているか」です。川下に水が流れてこないときは、川上にある障害物を取り除きに行くのです。これは静脈瘤でも同じです。その場所に問題を探すのではなく、もっと川上をチェックする。

捻挫のダメージは腫れている場所だけでなく、その他の関節にも衝撃が走っています。そこに歪みが残っていると、捻挫の治りが遅い。また、歪みが強い人はそもそも末端への血液循環が少ないので、怪我が治りにくいわけです。

たくさんの怪我が治りきらず、腫れぼったい箇所があったり、ゆがみが残っていたりする人が多いです。気になる方は、是非とも整体の施術を受けていただければと思います。

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