四十肩とはどんな現象なのか?

病院に行くと「肩関節周囲炎」なんて診断される四十肩や五十肩。そのくらいの年齢になると肩があがらなくなるので「老化のせい」と考えている人も多いでしょう。

ところが意外と若年の方でも肩があがらない人は多いんですよね。日常の動作のなかでは気になっていなくても、肩を動かしてチェックしてみると関節の動きに制限があるんです。つまり、年齢のせいではなくカラダのバランスが崩れているから肩があがらない。

では、どのように崩れているのかと言うと、それはカラダの前傾です。試しにあえて極端に猫背の姿勢を作ってから、片方の肩を横から回し上げてください。これをやるとどんなに健康な人も肩が上がらなくなるはずです。

次に、肩甲骨をぐっと内側に寄せて、姿勢を良くしてから同様に肩を回し上げる。こうすると肩は上がりやすくなりますね。肩甲骨が外側に開いて猫背になると肩はあがらなくなり、内側に寄せて姿勢を正すとあげやすくなる。四十肩の肩まわりで起きている現象は、簡単に言えばこんな感じです。(深刻な四十肩・五十肩の人は、これだけではあがらないかもしれませんが、、、)

「なるほど、姿勢を良くして、肩甲骨を動かせばいいんだな!」というのも間違いではないんですが、僕はもう一歩踏み込んで考えてみます。なぜ、自らが望んでいない前傾姿勢になってしまうのか。

その隠れた原因は、お腹です。お腹が痛くなると、それを守るように前傾姿勢になりますよね。クライアントさんの傾向をみると、四十肩とお腹は関連が深いと感じています。お腹の緊張が慢性化しているから、前傾姿勢になり、その結果として肩甲骨が外側に開き、最終的に四十肩になる。例外はもちろんありますが、そういう見立てで施術を組み立てると肩まわりは本当に楽になってきます。

四十肩の依頼でいらっしゃったクライアントさんが、肩だけでなく、内臓の改善にまでつながっていく。整体のおもしろいところは、そういったカラダのつながりを発見できるところだと思っています。

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